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幼馴染みの先輩は・・・

第5章 転校生

恋人とは言ってみたものの・・・


降矢がここで引き下がるわけねぇしな。


「心配だ・・・。」


「何が?」


「うわっ!!あ・・・圭。」


びっくりした・・・。


あれ、もう放課後?


俺どんだけ考え事してたんだよ。


「政宗いつも俺のクラスに来るのに来なかったから。何かあったのかと思ってさ。」


圭マジ天使。


癒されるわ。


「ちょっと考え事してた。」


「政宗が考え事?!熱あんのか?」


俺の額に手を当てて熱を計った。


「無い・・・。どうした、何かあった?」


「なにも無いよ。ありがとう。」


圭は照れてそっぽを向いた。


「帰るか。」


「うん。」

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