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年下なんて関係ないっ!

第6章 ただの後輩

テーブルいっぱいに広がる料理。

パチパチと音をたてながら、きらめくシャンパン。

都内でも有数の高層マンションから見える夜景にはため息をつかずにはいられない。

日常から離れた豪華なディナーなのに紗江は心から楽しむことができずにいた。

それは隣に座る爽子が原因だった。

いつもはその美貌に見合う自信に満ち溢れた表情をしているが、今は青ざめた顔をしていた。

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