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年下なんて関係ないっ!

第6章 ただの後輩

まだ、暖かい服に袖を通す。

乾ききっていない髪の水気をタオルで拭きながら、リビングに出る。

うわぁ

いい家

モノトーンで揃えられた家具からは戸塚のセンスの良さが浮き彫りになる。

でも…

普通、つい数ヶ月前まで現役の大学生だった人間がこんないいマンション住める?

実家が相当の大金持ちとか?

ありえるわ〜

腹立つけど、言動から品の良さが漂ってるし…


「メシ、食いますよ」

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