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年下なんて関係ないっ!

第6章 ただの後輩

『え?ごはん?もしかして、手作り?』

「そうですけど、なんか悪いですか?」

『悪いなんて言ってないよ!むしろ、すごい!』

「…しくないでしょ」

『え?』

「男らしくないでしょ?メシなんか作って」

『なんで、そういうふうに思うの?すごいことじゃん!』

「そうか?」

『うん!あたしなんか特に、料理のレパートリー少ないからさ。尊敬する!』

「そっちのほうが問題ですね」

『うっ!うるさいわね!でも、戸塚みたいに料理上手な人と結婚したいなぁ』

うっとりするように言うと、戸塚の返事がない。

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