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〜Strawberry JAM〜

第2章 〜JAM〜

ーガチャっ。



『ただいま。ん?どなた?』


『ただいま。
あぁ、お前か。さっきの。』






柚木絢斗が部屋に戻ってすぐ
まだ私が落ち着かない間に
彼は帰って来た。


その後ろには同じJAMの
天羽真琴も一緒だった。






「(ま、まさか天羽真琴も一緒なんて…!)」


「あ、あの!成瀬梨沙です!
あの…先ほどは…えと…。」


『あぁ。悪かったな。ほら。』





彼はそう言ってポケットから
私の携帯電話を取り出した。




『僕は部屋に戻ります。』


『あぁ。お疲れ。』





天羽真琴はすぐに部屋へ戻り
広いリビングには矢神純希と私の
2人きりになった。

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