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不良の道

第2章 吉野紘という男

[んっ……はぁ…や……めっ…んんっ!]



男が俺の口内を犯す。
男の舌が俺の舌を吸い上げて、絡める。

舌と舌が絡め合う音が響いている。

俺はこんなキス初めてで
どうしたらいいか分からずに、男のしたいがままにされる。


[んっ……ふぅっ…!]


俺の声が漏れて
恥ずかしくて死にそうになる。

しかも
男のキスは凄く上手すぎて気持ちが良かった。


[はぁ…んゃ……め…ろっ……!!]


抵抗するが全然効かない。
男の胸を押すがビクともしない。

嘘だろ。こいつ強い

ずっと押してるが意味がなく
逆に抱きしめらる。

俺、男なのに……
何でこんなことされなきゃいけねーんだよ

くそっ!こうなったら


俺は、男の足をおもいっきり踏んだ。



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