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Principem auro

第3章 カトレア王国


この国では王が自ら無理な税を国民から取ることはない。

だからこそ国民は感謝をして王に取れたものなどを貢ぎ、これからも安政と平和を祈るのだ。

そして、どこの村から王が生まれるかわからないため、国の人々は平等であり、村同士の争いがないというすばらしい時代であった。

隣国との争いは負けなしであったが隣国を犯すことなく、いつも協定を結ぶだけ。

よくよく考えればこの時代ではかなり珍しい国だっただろう。

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