
散りゆく花
第1章 花
うわー、トイレの近くの桜のほうが満開じゃん。
なんて1人で考えてたら変な音が聞こえた。
「グチュッ、グチュッ」
あれ?
何か変な動物でもいるのかな?
その時は気にせずトイレを済ましてちあきを探しに戻った。
『ちあきー!こっち、こっちー!』
私は大声で手を振ってるのにちあきったら気づいてくれない。
やっと近くになって気づいてくれた。
「またはぐれちゃったねー♪」
『はぐれちゃったねー、じゃないの!ちあきはこんなんじゃ大人になれないよ?』
「だいじょーぶ!大人になんてならないもん♪」
でたでた、ちあきの現実逃避。
『もう高1なんだよ?ちゃんと将来のこと考えないと…』
「ママみたい!」
『もう!』
そうこうしてるうちに暗くなってきた。
まぁ来たのが遅かったから仕方ないか。
『ちあきー、そろそろ帰ろっか。』
「えー、もう帰るの?あ!そういえばママにおつかい頼まれてるんだった!」
『私も行こうか?』
「ううん、だいじょーぶ!みさは先帰ってて!」
『そう?じゃあ気をつけてねー。』
「うん!みさもねー。」
ちあきは大袈裟に手を振ってた。
こんなちあきを見れなくなるなんて思いもしなかった。
さてと、私も帰るかなー。
でもちょっと寄り道しちゃお♪せっかくの花見なんだし。
らんらんるー♪
なんつって。
なんか楽しくなってきた。
なんて1人で考えてたら変な音が聞こえた。
「グチュッ、グチュッ」
あれ?
何か変な動物でもいるのかな?
その時は気にせずトイレを済ましてちあきを探しに戻った。
『ちあきー!こっち、こっちー!』
私は大声で手を振ってるのにちあきったら気づいてくれない。
やっと近くになって気づいてくれた。
「またはぐれちゃったねー♪」
『はぐれちゃったねー、じゃないの!ちあきはこんなんじゃ大人になれないよ?』
「だいじょーぶ!大人になんてならないもん♪」
でたでた、ちあきの現実逃避。
『もう高1なんだよ?ちゃんと将来のこと考えないと…』
「ママみたい!」
『もう!』
そうこうしてるうちに暗くなってきた。
まぁ来たのが遅かったから仕方ないか。
『ちあきー、そろそろ帰ろっか。』
「えー、もう帰るの?あ!そういえばママにおつかい頼まれてるんだった!」
『私も行こうか?』
「ううん、だいじょーぶ!みさは先帰ってて!」
『そう?じゃあ気をつけてねー。』
「うん!みさもねー。」
ちあきは大袈裟に手を振ってた。
こんなちあきを見れなくなるなんて思いもしなかった。
さてと、私も帰るかなー。
でもちょっと寄り道しちゃお♪せっかくの花見なんだし。
らんらんるー♪
なんつって。
なんか楽しくなってきた。
