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真選組のお姫様

第1章 お姫様の日常

「栗原舞!ただいま戻りました!」

「はぁ…重かった…」


厨房にまで荷物を運んでもらって、銀さんは置いた途端にその場にへたりこんでしまいました。


「銀ちゃん大丈夫アルか?」

「大丈夫ですか銀さん?」

私と神楽ちゃんはそんな銀さんを見て心配して声をかけました。
若干、神楽ちゃんは呆れたような、見下したような目で見てましたけどね…

「舞ちゃんご苦労様!疲れたでしょう?料理と配膳は私たちがするから少し休んでていいわよ!」

「あ、はい!ありがとうございます!」

私が帰ってきたことに気づいた横山さん。通称女将さんが少し休憩をくれた。

とりあえず人が慌ただしく行き来する厨房にずっと居たら邪魔ですから、自分の部屋に行くことにしました。

勿論銀さんと神楽ちゃんを連れて。

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