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えっちな文藝部の活動報告書

第1章 えっちな文藝部へようこそ!

高校に入ったら文芸部に入り、広報誌を作るってのが夢だったのになぁ……

そのとき--

「この入部届けにサインして欲しいなぁ」

野路菊先輩は甘えた声でお願いしながら、なんと--

俺の股間を擦った。

い、色仕掛け!?

「えっ!? な、なにを……ちょっ……せんぱ、い」


突如頭がぼーっとして体の力が抜けた。

そして指が勝手にペンを取り、入部届けにサインをしてしまう。

なにこれっ!?
身体が勝手に動くっ!?


視覚も聴覚もちゃんと働いて、意識もしっかりしてるのに自分の意思とは全く関係なく、手が動きサインを書いてしまったのだった。

「ありがとう如月翔太君! 文藝部、一緒に頑張りましょうね!」

野路菊先輩は俺の手を握り、喜ぶ。

その指はまだ愛液でしっとりと湿っていた。

『本当に大丈夫なのかな、この部長で…… 』

指先の湿りを感じながら改めて不安が過ぎっていた。

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