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えっちな文藝部の活動報告書

第1章 えっちな文藝部へようこそ!

「とにかく俺は入りませんからね、そんな官能小説部」

「そ、そんなぁ……私の恥態をタダ見なの!?」

「勝手に見せたんでしょうが!」

「……如月翔太(きさらぎしょうた)君だっけ?」

「な、なぜ俺の名前を!?」

ぴらぴらと野路菊先輩は俺の生徒手帳をかざす。

いつの間にっ!?

「入部してくれなきゃ文芸部室で勃起しちゃってポケットの中でごそごそしていたことをバラします!!」

「その説明にはあんたのオナニーもしなきゃいけないだろっ!!」

野路菊先輩は「あっ」と声を漏らし、しまったと言う顔をする。

「…………失礼ですが……本当にバカなんですか?」

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