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えっちな文藝部の活動報告書

第3章 冒頭のエロシーンは微エロでっ!

はぁはぁはぁと野路菊は肩を上下させ、荒い息づかいをする。

「いきなりこれじゃ止めた方がいいんじゃないですか? 先輩」

「あ、あたし嫌よ! こんな変態と街歩くなんて!! 絶対無理……」

「はぁはぁはぁ……この世の中に絶対などないのよ、みずほちゃん」

野路菊先輩は聞き覚えのあるような名言でみずほを諭す。

「なんか使い方間違ってるよ、その言葉っ!」

みずほはすかさず突っ込む。

「いきなりつまみを6にするからビクッてなったのよ。もっと低ければ大丈夫」

野路菊先輩は無理に作ったような笑顔で言った。

「いまの強度、クリトリスの感覚だけで6と見抜いたんですか!? もしかしてこれ、しょっちゅう使ってるんじゃ……」

野路菊先輩はあからさまにぎくっとする。

「か、勘よ、勘! いいいまの6だったんだ! わわ私って勘がいいな」

焦る姿を見て、普段からこのお道具を使い慣れてると理解した。

まあ、レベルが低ければ耐えられるというのは本当なんだろう……

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