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えっちな文藝部の活動報告書

第3章 冒頭のエロシーンは微エロでっ!

オカルト話で熱くなる颯太さんから俺とみずほは少し距離をおいて後ろを歩く。

「なんか女の子みたいな顔立ちの男子だよね、あの人」

みずほは小声で俺に伝えてきた。

「そうかな? まあ中性的といえば中性的かも」

「野路菊はきっとああいった草食系男子みたいな大人しいのが好みなのよ」

「……考えすぎだろ?」

「そんなことないって! 野路菊結構あの男子と寄り添って歩いてるし、なんかスゴい笑顔だし。……それになんかちょっとモジモジして頬赤らめてるじゃない!!」

いや……野路菊先輩が頬を赤らめてモジモジしてるのはピンクローター着けてるからじゃないのか?

とはいえ確かにみずほかわ言う通り、二人はそれなりに仲がいいように見える。

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