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えっちな文藝部の活動報告書

第3章 冒頭のエロシーンは微エロでっ!

コンビニは学校帰りの生徒で賑わっていた。

同じ高校以外にも付属の中学や大学の生徒、他校の生徒もいる。

「どれがいい?」

「じゃあジャスミン茶を--」

野路菊先輩がペットボトルを手にした途端--

カチカチ……

またローターが動かし始めてやる。
びくんと反応した野路菊先輩はペットボトルを落とす。

「だ、大丈夫!?」

颯太さんは慌てペットボトルを拾う。

「大丈夫大丈夫大丈夫だいじょうぶ……だいじょ、ぶぅぅ……」

明らかに大丈夫じゃない声をあげる部長。

颯太さんがペットボトルを手渡した瞬間に--

カチカチッッ……
ローターの強度を上げてやる。

「あっ……だめぇぇ……」

ペットボトルをぽとんと落とし、しゃがみ込んだ。

「の、野路菊さん!?」

さすがに騒ぎが広がり、周辺の学生も二人を見る。

「いやぁ……止、めてぇ……」

小さく呟いた声は騒がしい騒音に掻き消されて聞こえない。


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