えっちな文藝部の活動報告書
第3章 冒頭のエロシーンは微エロでっ!
「は、早く駅に行きましょう!!」
野路菊先輩は足早に駅に向かう。
俺達は慌ててそれを追った。
「あ……歩くの早いね、野地菊さん……」
ようやく駅についた頃には颯太さんの息が上がってしまっていた。
「私達これから書店に行きますので、ここで失礼します」
間髪いれずにそういうと野路菊先輩は駅の駐輪場の方まで走っていってしまった。
おーい、ぶちょー……
そっちは書店の逆方向ですよー……
「ひどいわ如月君!!」
野路菊部長は涙目で訴える。
「リアリティーある表現にはああいうシチュエーションはもってこいなんじゃないですか?」
俺はしれっと答える。
「さっきのあれってやっぱり野路菊の彼氏なんじゃないの?」
「だからち違いますっ! クラスメイトの浅海颯太君です」
「ふぅーん……クラスメイトねぇ。随分親密そうだったけど」
まったく野路菊の言葉を信用せず、みずほはニタニタ笑う。
「な、なんて部員たちなの! 部長は悲しいです!」
野路菊先輩は顔を赤らめて嘆く。
「と、とにかく続けますよ!」
「え!?」
野路菊先輩の言葉に俺達は驚いた。
野路菊先輩は足早に駅に向かう。
俺達は慌ててそれを追った。
「あ……歩くの早いね、野地菊さん……」
ようやく駅についた頃には颯太さんの息が上がってしまっていた。
「私達これから書店に行きますので、ここで失礼します」
間髪いれずにそういうと野路菊先輩は駅の駐輪場の方まで走っていってしまった。
おーい、ぶちょー……
そっちは書店の逆方向ですよー……
「ひどいわ如月君!!」
野路菊部長は涙目で訴える。
「リアリティーある表現にはああいうシチュエーションはもってこいなんじゃないですか?」
俺はしれっと答える。
「さっきのあれってやっぱり野路菊の彼氏なんじゃないの?」
「だからち違いますっ! クラスメイトの浅海颯太君です」
「ふぅーん……クラスメイトねぇ。随分親密そうだったけど」
まったく野路菊の言葉を信用せず、みずほはニタニタ笑う。
「な、なんて部員たちなの! 部長は悲しいです!」
野路菊先輩は顔を赤らめて嘆く。
「と、とにかく続けますよ!」
「え!?」
野路菊先輩の言葉に俺達は驚いた。