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えっちな文藝部の活動報告書

第3章 冒頭のエロシーンは微エロでっ!

『素晴らしい作品を書くために身を削るのが作家です!!』

俺達が止めるのを無視して野路菊先輩は自らあそこに座ることを決意した。

言うことは格好いいけどやってることはただの変態なんだよな……

仕方なく俺はリモコンの目盛りを回す。

野路菊先輩はピクッと動いた後に脚を少しすぼめた。

さっきのコンビニでの刺激が強すぎたのか、レベル1でも効いている様子だった。

しばらくレベルを変えずに放置したが、様子は変わらない。

カチッ……

レベルをひとつあげると文庫本を持つ手の力が強くなったのがわかった。

「マジ……変態……」

軽蔑の言葉を呟くが、みずほの視線は軽蔑というより好奇の視線だった。

それは俺も同じだった。

カチカチ……

カチカチッッ……

カチカチカチカチッッ……

レベルを上げたり、逆に下げたり、時にはオフにして野路菊先輩の反応を愉んでしまう。

「はぅ……」と呟くように口を動かした
野路菊先輩は片目を瞑り、文庫本のページがぐしゃっとなるくらいに強く握る。

「や、やだ!? 野路菊イこうとしてるんじゃない!?」

みずほは腰をモゾモゾさせて俺の腕を軽く掴む。

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