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えっちな文藝部の活動報告書

第3章 冒頭のエロシーンは微エロでっ!

とろんとした目付きで身悶える部長に俺はもちろんのこと、女性のみずほまで興奮させる。

三つ編みは乱れ、はらりと顔にその乱れた髪がかかる。

眼鏡はかなりズレ下がっており、ほとんど意味をなしてない位置に来てしまっている。

「如月君……私イクね……だらしのない部長でごめんなさい……軽蔑しないでね……あああっっ……気持ちいい……きもちいっ……きもちいい……ねぇ、如月君……キス、してくれる……?」

吐息をかけながらキスをおねだりする野路菊先輩に、俺の唇は勝手に動くように野路菊先輩の唇を塞いだ。

はじめて触れる女の子の唇は驚くくらいに柔らかかった。

これはえっちな気分にさせられたときに使える野路菊先輩の催眠術なのか、それとも俺の意思なのか、判断が付かなかった……
「ちょっ!? ひ、比呂志!? あんたなにしてんのよ!?」

「はぁぅぅうっっ……私の、初めてのキス……後輩に奪われちゃった……イッ……くぅぅぅぅぅ……」

野路菊は腰をびくんと震わせて、脚をピンと伸ばし絶頂に達する。

脚を伸ばしすぎてベンチから落ちそうになって慌てて引き上げる。

野路菊先輩は糸が切れた操り人形のようにだらんと俺に体重を預けてきた。

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