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えっちな文藝部の活動報告書

第6章 媚薬の効能

「ばっ……馬鹿……レポートなんてなくていいから」

野路菊先輩の思う壺じゃねーか!!

「い、いつもはジワジワとくすぐったいような気持ち良さだけど……今はもうとにかく熱いのっ……焼けちゃうようにおまんこが熱い!! 強く弄って無茶苦茶にしたい気分なの!」

みずほは自分の言葉に自分で興奮するように指の動きを速める。

レポートを述べることで、これはエッチなことじゃなくて小説のためだと自分に言い訳する。

それが野路菊先輩の巧妙な作戦だ。

…………巧妙か?

「ふああぁぁぁっっ! 気持ちいいっ! ヤバいぃぃ!! ヤバいよおおぉ!」

と、その瞬間、みずほの体が再び硬直した。

「ちょっと!? こ、こんなところで身体を硬直させないで!!」

狂わんばかりのみずほを見て、野路菊先輩は上品な笑みを浮かべた。

鬼畜過ぎる!!

以前遠隔ローターで苛められた仕返しなのだろう……

「自分で触れないなら如月君におねだりしたら? これも官能小説のレッスンのひとつですよ?」

「や、やだよ……恥ずかしいもん……」

「如月なんかじゃなく、私がお姉様に……」

「もっと嫌だっっ……あん……ダメっ……狂いそうっ!!」

みずほはギリギリと歯を食い縛る。

「みずほ……」

「軟膏……取りたいから……比呂志……クリ、舐めて……お願い……」

「しゃ……しゃーねぇなぁ」

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