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「また明日会ってもいい?」~「うん」

第2章 『とある日の重大事件』

水戸:えっ‥あー‥学校は?

流川:サボり。
水戸:サボりって‥

流川:学校抜けてきた、それより怪我‥

水戸:あー‥平気平気、怪我っていう怪我はしてないし‥まぁ、かすり傷が大体かな

流川:何で一人で‥どあほう達とか呼ぼうとしなかったのかよ‥?

水戸:俺一人でも平気かなって‥実際平気だったし

流川:平気じゃねぇ、実際傷ついてんじゃねぇか

水戸:だからこんな怪我平気だって

何で平気だなんて言える‥俺は不安だったのに、何で誰にも頼らねぇ、たしか前も‥三井先輩と、不良集団が体育館に来たとき、水戸たちは‥助けに来て、喧嘩が始まって、勝って、罪をかぶった、損な役回りじゃねぇか、でもそのおかげで俺達は助かった、じゃあ…水戸を助けるのは‥誰?

流川:頼れ‥誰でも良いから‥信頼できる奴に頼れ、そうしねぇと、今回は平気だったとしても、次は大怪我するかもしれねぇぞ‥

水戸:それはぁー‥出来ねぇかな

流川:‥何でだ

水戸:花道には喧嘩なんてさせられねぇし、あいつ等に頼ってみんなくたばったら花道を守れる奴が居なくなるし

あいつ等とは何時も水戸と一緒にいるあの三人の事だろう、てか…何でそんなにどあほうを守ろうとするんだ。



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