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「また明日会ってもいい?」~「うん」

第2章 『とある日の重大事件』

それは少しヤダ。
別にそんな理由じゃないかもしれねぇ…じゃあ、何で居なかった?そんな事を考えてると、どあほうと、水戸以外のどあほうの連れの会話が聞こえてきた。
大楠:洋平のやつ~最後まで来なかったなぁ??

桜木:冷やかし組は一人でも少ない方がいいっ!

野間:最近、他校の三年生に目ェ付けられてるらしいからな、喧嘩ふっかけられたんじゃねぇーか?

高宮:まっ、洋平曰わくその三年生の奴は弱そうだったから、問題ないってよ~、洋平なら三年生とは言えど、負けるはずねぇーけどな!

喧嘩…?!何で呑気な顔して話してんだよ‥!てか、水戸って喧嘩強ぇんだ‥知らなかった、水戸なら負けるはずねぇーとか言ってたけど、相手が複数だったら?大人を連れてきてたら?それでも‥それでも水戸なら勝てるのか?あれこれ考えてたら、なんか無性に不安になった、他人が喧嘩で負けて怪我したって、構わねぇ、構わねぇよ‥でも、水戸なら別、何でか知らないけど、水戸はダメ、喧嘩なんて‥怪我なんて‥ダメだ。

流川:……っ

彩子:ちょっと流川!どこ行くのよ?!そっちは学校の外よ!授業サボる気!?

流川:すいません彩子さん、ちょっと用事を思い出して…


そう言い足早に去った



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