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戦場でのエッチは死者への冒涜

第5章 戦争

鉛色の空

天人軍と白夜叉達が現れる。


「神楽様良いですか貴女は白夜叉様が刀を振り走り出したら一緒に走り出して下さい。くれぐれも白夜叉様から離れない様に。」


「分かったアル。」


神楽は白夜叉の横に行き戦闘体勢に入る。

すると天人軍が叫ぶ。

「白夜叉だァァ!白夜叉の首を打ち取れ!!」

「上等だァァ!俺達の首取れるモンなら取って見やがれェェェェ!」

白夜叉が刀を振り走り出した。神楽も遅れを取らず走り出す。
遂に白夜叉軍対天人軍の総力戦が幕を開けた。


白夜叉は刀で次々と敵を斬って行く。
その度に斬った天人からは真っ赤な血が吹き出し、白夜叉の羽織や、髪に飛び散る。


一方神楽は白夜叉の側で天人を蹴散らし傘で凪払う。


と、その時だった空中から天人が武器を構え降りて来る。

「危ねぇ!」


とっさに近くに有った剣を取り、空中から襲ってくる天人に投げる。


投げた剣は天人の腹に突き刺さり天人は血を吹き出し地に落ちた。


「神楽!大丈夫か!」


すると、神楽は「大丈夫アル」と、短く答えた。


倒しても倒しても次々と出てくる。
その度に白夜叉は敵を斬り、神楽は傘で蹴散らし倒して行く。

襲って来る天人の首を跳ね、脇腹でズバっと斬る。


だが巨体な天人が白夜叉に斬りかかって来た。

「テメー邪魔なんだよ!!」


刀で斬り掛かろうとしたら動きが読め攻撃を防がれた。


刃と刃がぶつかり剣劇が鳴り響く。


一旦下がる事も出来ない。

下がると天人軍の中に突っ込む事になる。


とその時だった。

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