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戦場でのエッチは死者への冒涜

第9章 嫉妬

「さあさあ大好きな歯医者さんに帰りましょう。」



退路にはおばさんが居、グイグイと身体で押され、歯医者の中に入れられた。



入った瞬間すぐ名前を呼ばれ、治療室に入る事になる。



幸い中に居た人は美人で優しいお姉さん。



「白夜叉さん。歯はどの辺りが痛いですか?」



お姉さんがニコニコ笑顔で聞いてくる。



「あ…そうですね~左の奥歯が痛みます~二三日まともに食事もとって無くて…」



ちょっと照れ気味に白夜叉はお姉さんに話す。



「そうなんですか…辛かったですね…でも安心して下さい。ココならすぐ直りますよ~では治療に入りますので気を楽~にして下さい。」



そう言われ治療台へと案内される。



何だ…このお姉さんが治療するのか…へヘッ良い歯医者じゃねーか。
もっと虫歯作~ろっと



白夜叉はニタニタ顔で治療台へと上がる。



「リラックスして下さい~何も怖く有りませんよ~椅子倒しますよ~」



そう言われ、椅子がゆっくりと倒れて行く。



「あ~よろしくお願いします。」



そう挨拶を言い、すました顔で寝転ぶ。



「白夜叉さん~目開けて下さい~。」



ふっ…目を開ければ美人なお姉さんが…



そう思い言われた通り、目を開く。



すると…



「▲★$※%※★$!!!」



驚きのあまり声が出ない。



なんと、白夜叉の顔の目の前には美人なお姉さんでは無く、厳つい顔のおっさんだった。



「か…神楽ぁ!!来い!中に入って…うぉえっ!!」



いきなり口の中に器具を突っ込まれ、言葉が出ない。



「ぎいゃああああ!!!」



白夜叉の悲鳴は歯医者全体に聞こえた。

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