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戦場でのエッチは死者への冒涜

第9章 嫉妬

待合室---



「モルちゃんこれ何アルカ?」


「あ…これはですね…最近高槻に引っ越して来た土方歳三さんですね。」



モルジアナが写真を取り出し、神楽に渡す。



「わぁ…凄いイケメンアルゥ…!」



そこには実物の土方歳三とは全く違う。
短めな黒髪で、清潔感が有り、目は綺麗な紫色で、服装は昔の洋装の土方歳三の写真だった。


「そこで神楽ちゃんにお願いが有るのですが…土方さんの写真をネットにupして欲しいんですが…」



すると、神楽はモルジアナに笑顔を向けた。



「イイアルヨ!何時もモルちゃんにはお世話になってるからそれくらいするヨ!」



そう言い、写真をカバンに仕舞った。



やがて白夜叉の治療も終わり、家に帰り、パソコンを立ち上げる。



幸い白夜叉は眠っている為、さっさと済ませばバレない。



一旦デジカメで土方歳三の写真を撮り、SDカードをパソコンに入れる。
そしてネットにupすると、リアルタイムで返信が帰って来た。


〉薄桜鬼の土方歳三さんだ~



〉イケメン~


〉あの~もっとカッコイイ写真上げてくれませんか?


〉何か無愛想~


〉もっと笑ってる写真お願い☆


神楽はパソコンの前で硬直していた。

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