
不思議の国のお姫様
第1章 はじまり
「姫花……俺が怖い?」
「あ、そんな事…ないけど」
「けど?」
「〜っちょっと、びっくりして」
「あぁ、それもそぉだね。いくら夢で会っていてもね。でもね、これは夢じゃないんだよ」
「そぉなの?」
姫花は、軽く上目遣いで
顔をあげ彼を見た
「姫花」
いきなり、ぎゅっと抱きしめ
「ふぇっ!?あの!」
「そぉ現実。こーやって抱きしめても、俺の体温が伝わるでしょ?」
「ん…」
「ふふ、ほんとに姫花は可愛いね。早く僕のものにしたいな」
「え、なんのこと?」
「今はまだ秘密」
そぉいって、彼は姫花の手をとり、歩き始めた
