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ふた恋

第3章 相談事





「あー、秋元さん大丈夫ですか?」

「お~」

「タクシー呼びますね」



坂本さんよりも俺の方が酔っていた。

坂本さんに支えられてタクシーに乗り家の場所を告げる。


「秋元さん、着きましたよ」


彼女の声で目が覚めると家に着いていて、タクシーの代金は既に支払い済みだった。


タクシーを降りて、また彼女に支えられて家に入る。


俺をソファーに座らせると彼女はキッチンから水を持ってきた

「これ、飲んで下さい」

「お~」


水が喉を通るのが凄く気持ちかった。
ひんやり冷たくてうまい

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