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家庭教師なんか大嫌いだ。

第1章 家庭教師

そしてコイツはにっこり笑った。

「本当、学習能力無いよね?」

・・・硬直。

ドサッ

そして、固まった私をベッドの上に運ぶ。

ギシッ

私の上に覆い被さる様にベッドに乗ってきた。

ヤバい!我にかえって、抵抗する。

「やめ・・・ろ、」

これでもかっていうくらいアイツを睨む。

「だからさ、拒否権ないって言ったよね?」

サラサラの黒髪が私の頬にかかる

どうしよう・・・こわいかも、
だって、私は女でコイツは、男だ・・・

力だったら、私はかなう筈がない

「わ、私・・・」

最後の望みで私は思った。

「か、彼氏いる・・・の!」

もしかしたら、止めてくれるかもなんて、思いながら。

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