
甘い恋の始まりは最悪の出会い
第1章 日常
会社を出て10分位歩いた頃かな?
龍のマンションが見えてきた。
龍「そう言えば言ってなかったけど、俺と一緒に弟が1人住んでんだよ」
突然、龍がそんなことを言った。
美「えっ!?でも何回か行ってるけどまだ会ってないじゃん」
あたしは今回が初めてじゃない。
何回か龍のマンションに行ったことがある。
龍「タイミングが良かったんじゃない?」
ある意味すごいよね…
出会わないって…
美「その弟って今何歳なの?」
龍「25」
美「あたしの一個下じゃん!!」
龍「あっ!そうそう!確か美咲と一緒の会社だったと思うけど」
美「えっ!?…」
まさか…アイツじゃないよね…
あたしと同じ課に生意気な年下部下がいるのよね…
名字も確か龍と同じ【佐藤】だったと思うし…
生意気なんだけど、少しイケメンだから女にモテモテなのよね…
私の会社の女はほとんど、その生意気なアイツが抱いたって噂だし。
でも!!龍とは性格が全然違うし!!
アイツはクールで人を見下す性格だけど、龍は優しいし!!
だから違うよね!!ってか違ってくれ!!
そんな話をしていたら、いつの間にか龍のマンションの部屋の前まで来ていた。
龍「もしかして知ってるの?」
ガチャ
そう言いながら龍がドアを開けた。
美「…」
あたしは固まった。
開けたドアの向こうに、例のアイツがいたのだ。
龍「なんだ。虎我(たいが)居たのか」
美「最悪…」
虎「あぁ?」
うわぁ…めっちゃ睨まれてるし…
美「ごめんなさい。ついポロッと本音が出ただけよ」
あたしは冷たくそう言った。
虎「いい加減にしろよ?」
コイツ元ヤンだっけ?
あぁ…確かそうだったような…
美「それはコッチの台詞。今日のあたしの残業、アンタの所為だから」
そう。アイツが今日提出の資料作るのを忘れてたからあたしが残業のハメになったのだ。
アイツは媚を売るのが上手い。
部長にあたしに押し付けるように頼んで、この有様。
龍のマンションが見えてきた。
龍「そう言えば言ってなかったけど、俺と一緒に弟が1人住んでんだよ」
突然、龍がそんなことを言った。
美「えっ!?でも何回か行ってるけどまだ会ってないじゃん」
あたしは今回が初めてじゃない。
何回か龍のマンションに行ったことがある。
龍「タイミングが良かったんじゃない?」
ある意味すごいよね…
出会わないって…
美「その弟って今何歳なの?」
龍「25」
美「あたしの一個下じゃん!!」
龍「あっ!そうそう!確か美咲と一緒の会社だったと思うけど」
美「えっ!?…」
まさか…アイツじゃないよね…
あたしと同じ課に生意気な年下部下がいるのよね…
名字も確か龍と同じ【佐藤】だったと思うし…
生意気なんだけど、少しイケメンだから女にモテモテなのよね…
私の会社の女はほとんど、その生意気なアイツが抱いたって噂だし。
でも!!龍とは性格が全然違うし!!
アイツはクールで人を見下す性格だけど、龍は優しいし!!
だから違うよね!!ってか違ってくれ!!
そんな話をしていたら、いつの間にか龍のマンションの部屋の前まで来ていた。
龍「もしかして知ってるの?」
ガチャ
そう言いながら龍がドアを開けた。
美「…」
あたしは固まった。
開けたドアの向こうに、例のアイツがいたのだ。
龍「なんだ。虎我(たいが)居たのか」
美「最悪…」
虎「あぁ?」
うわぁ…めっちゃ睨まれてるし…
美「ごめんなさい。ついポロッと本音が出ただけよ」
あたしは冷たくそう言った。
虎「いい加減にしろよ?」
コイツ元ヤンだっけ?
あぁ…確かそうだったような…
美「それはコッチの台詞。今日のあたしの残業、アンタの所為だから」
そう。アイツが今日提出の資料作るのを忘れてたからあたしが残業のハメになったのだ。
アイツは媚を売るのが上手い。
部長にあたしに押し付けるように頼んで、この有様。
