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純粋少女と不良少女。

第6章 受験





「おいっ、瑞稀!?
大丈夫か?」

「ん。奏、多?」


奏多があたしを抱き起こし
おでこに手をやる。



「お前、すごい熱!!
今日休めよ!」

「やだっ!受ける!」

「こんな体じゃ試験なんで無理だろ!」

「どうしても、どうしても!
奏多と同じ高校受けたいの!!」

「瑞稀...」



受かりたい。受けて
奏多と同じ高校にいきたい。




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