
「再会」と呼べる「出会い」
第10章 文明の利器
私 最低
自己嫌悪が日増しに強くなる
そもそも私が
最初にハッキリ断らなかったのが
いけないんだ。
強引ではあったけど
私自身が流される事無く
意志をハッキリと
伝える事が出来ていれば
こんな事にはならなかった。
こんな風に、
みんなに心配かける事は無かった。
優司くんに対しても
寧ろ申し訳ないと思える。
彼はこんな
私に好意を持ってくれたのだ。
それに私自身も、
彼に対して多少なりと
ときめいたのは事実で、
初めて彼氏が出来た事に対しても
浮かれていた。
付き合う事に決めたのは自分自身だ。
付き合うって事は
そういう行為をする可能性が
あることだって承知していたはずだ。
お母さんが病気だって
落ち込んでた時は
本気で支えようと思った。
事実か明確でない噂を信じて
簡単にまた心変わりして
…そんなの許されるはずない。
ましてや他の人を好きになるなんて
この先どんな目にあったとしても
きっとそれは私への罰だ。
優司くんに酷い事をされても
仕方ないんだ。
いつもはトイレの鏡で
髪とか顔とかチェックするけど
…自分の顔、見たくない。
「おはようミカティ!」
「…おはよ」
教室の前にヤマちゃんとミッチが
立っていた。
…そっか
一応、報告しなきゃ…。
自己嫌悪が日増しに強くなる
そもそも私が
最初にハッキリ断らなかったのが
いけないんだ。
強引ではあったけど
私自身が流される事無く
意志をハッキリと
伝える事が出来ていれば
こんな事にはならなかった。
こんな風に、
みんなに心配かける事は無かった。
優司くんに対しても
寧ろ申し訳ないと思える。
彼はこんな
私に好意を持ってくれたのだ。
それに私自身も、
彼に対して多少なりと
ときめいたのは事実で、
初めて彼氏が出来た事に対しても
浮かれていた。
付き合う事に決めたのは自分自身だ。
付き合うって事は
そういう行為をする可能性が
あることだって承知していたはずだ。
お母さんが病気だって
落ち込んでた時は
本気で支えようと思った。
事実か明確でない噂を信じて
簡単にまた心変わりして
…そんなの許されるはずない。
ましてや他の人を好きになるなんて
この先どんな目にあったとしても
きっとそれは私への罰だ。
優司くんに酷い事をされても
仕方ないんだ。
いつもはトイレの鏡で
髪とか顔とかチェックするけど
…自分の顔、見たくない。
「おはようミカティ!」
「…おはよ」
教室の前にヤマちゃんとミッチが
立っていた。
…そっか
一応、報告しなきゃ…。
