
「再会」と呼べる「出会い」
第16章 それは襲い来るもの
『すまんのう また改めて。
ハルシオと仲良くな(はーと)』
…物凄い達筆…
日本語書けるんだ。
仲良くって もうっ!
「親子の再会より大事な
急用ってなに?」
次朗君の表情が強張る。
「白い人達からの呼び出しだよ
手に負えないから手伝って欲しいって
もしかしたら
彼等と関わりがあるかもしれないから」
「そっか」
え 何々??
白い人達??
彼ら は多分エレミム達の事だよね。
「白い人達って誰?」
「あー…
警察みたいなものだよ
地上で起きてる異常な現象を
処理してるんだ
あってはならない事をね
異常進化とか
地球外生物とか…」
「月守?」
「いや 彼等は人間だよ
…ま ただの人間
ではないけど」
「…?」
私が知らない事
まだ沢山あるようだ。
