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「再会」と呼べる「出会い」

第17章 溶ける体温

「わ 忘れてなんかっ!!」







ちゅ






「良かった」






次朗君の微笑みが
私の心臓をわし掴みにする。



「ミカ 
 相変わらず素直に顔に出るよね
 可愛い」


蒸気する両頬に
次朗君のひんやりとした
手の平が当てられた。

気持ちいい。




ちゅ






ぼんやりしていたら
またキス。



ちゅ




…ぁあ マズいよぉ    






 …   ぎし





私の身体は持ち上げられ、
ベッドに倒された。

次朗君がそのまま被さる。




降ってくるキスに
息が出来なくなって苦しい。




「…だ ダメだよぉお
 何もしないって言ってたのに…」


「期待してたくせに」



次朗君の息が耳だけをせめる。

…うぅ もうダメ…





コンコン


「ミカ?」







!!!!!!!!!!!!!!!

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