
「再会」と呼べる「出会い」
第18章 冷 え
「先週
助けてもらった話してたの」
「俺はなんにも
ゴドちゃんが助けたんだよ
ねー ミッチ先輩」
「次朗君
ゴド君と仲がいいの?」
「あの子はいい子だよ」
あの子はいい子
次朗君が
誰かをこんな風に言うのは珍しい。
特に男の子の事を…。
「上っ面で人を見ないよね
しかも人間にしては腕が立つし…
俺はいいと思うよ
顔も似た雰囲気だから
二人はうまくいくと思う」
「人間にしては…って
次朗君やっぱり」
山ちゃんが疑う目で
次朗君を見る。
「わ 私も!!
詳しい事は分からないけど
次朗君が認める位だから
…って ミッチ自身は?
どう思ってるの?」
大事なのは本人の気持ちだよね。
「わたしは…好きよ」
恥ずかしそうに
そう言ったミッチの表情が
たまらなく可愛い。
「けどほんと!
いいの…
私 卒業しちゃうし
時間だって無いし
辛くなる事は
出来るだけ避けたいから」
ガ タ
「分からなくもないね」
言いながら、
次朗君が私の隣の椅子に座った。
「ま 二人の問題だし
周りがどうこう言ってもね」
それは …確かに。
…って
「次朗君
彼女は?」
「? あぁ
いいじゃない
放課後会えないし」
普通に、なんの躊躇もなく
次朗君はお弁当を広げた。
山ちゃんの問いには
辻褄の合わない回答。
この人、
本当に何を考えてるんだろう。
助けてもらった話してたの」
「俺はなんにも
ゴドちゃんが助けたんだよ
ねー ミッチ先輩」
「次朗君
ゴド君と仲がいいの?」
「あの子はいい子だよ」
あの子はいい子
次朗君が
誰かをこんな風に言うのは珍しい。
特に男の子の事を…。
「上っ面で人を見ないよね
しかも人間にしては腕が立つし…
俺はいいと思うよ
顔も似た雰囲気だから
二人はうまくいくと思う」
「人間にしては…って
次朗君やっぱり」
山ちゃんが疑う目で
次朗君を見る。
「わ 私も!!
詳しい事は分からないけど
次朗君が認める位だから
…って ミッチ自身は?
どう思ってるの?」
大事なのは本人の気持ちだよね。
「わたしは…好きよ」
恥ずかしそうに
そう言ったミッチの表情が
たまらなく可愛い。
「けどほんと!
いいの…
私 卒業しちゃうし
時間だって無いし
辛くなる事は
出来るだけ避けたいから」
ガ タ
「分からなくもないね」
言いながら、
次朗君が私の隣の椅子に座った。
「ま 二人の問題だし
周りがどうこう言ってもね」
それは …確かに。
…って
「次朗君
彼女は?」
「? あぁ
いいじゃない
放課後会えないし」
普通に、なんの躊躇もなく
次朗君はお弁当を広げた。
山ちゃんの問いには
辻褄の合わない回答。
この人、
本当に何を考えてるんだろう。
