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どうやら
悪魔と言われると
激怒するらしい。

しかも天使だって
言ってたよね。

見た目も
やることも

どこをとっても
悪魔としか
思えないけど…。


寧ろ
私の知っている
悪魔のほうが
見た目は怖かったけど
優しかった。

…だから悪魔内では
爪弾きされていたけど。


私はハクアを見た。

目の色は
感情が落ち着くように
徐々に金色に
戻っていった。


「いけない
　いけない

　ここで殺しては
　台無しになってしまう」




…どうやらまだ
私は生かされるようだ。


「さぁ
　準備は整った
　あとは花婿がいればいい」

ん

花婿？




「来るな！」


優司君が叫んだ！


「これは俺の身体だ!!」




「いーーーじゃないの？
　だって望んでたでしょ？
　お前言ってたじゃない
　結婚シマショってサぁ
　この小娘に

　望みをかなえてやる
　ってんだよ　カス」

「そんなの
　もう望んじゃいねーよ！
　大体
　悪魔なら召還した奴の
　言うことを
　聞くもんなんじゃ…」



　　　ド　　ゴ



「優司君!!!」




多分天井から

石の様な物が落ちてきて
優司君に当たった。


優司君はそのまま
動かなくなってしまった。


「優司君！
　優司君！！」


呼んでも全く
反応が無い。






「ゆうじくん!!!!!!」






嘘だ！　
いやだこんなの!!