☆Hな短編小説☆
第8章 夏だ!プールだ!
「もしかして君、初めてオトナ用スライダーに乗る??」
あたしがコクンと頷くと、
「あ、そうなのか…
なんかコースの進み方に迷いがないから、てっきり常連なのかと…」
と、困った顔で言った。
悪かったね!初めてよ!
という顔をしてみる。
気づいたのか、お兄さんが苦笑いして説明をしはじめた。
「ここはね、オトナ用なんですよ。
普通のとなにが違うかって?
ここではオトナの行為をするんです。
さすがに普通のスライダーではしないでしょ?」
「オトナ…の…行為?」
少し考えて意味がわかり、ボンッと顔が熱くなった。
「嘘でしょ!
やだよあたし!帰る!」
「無理ですね。」
即答された。