☆Hな短編小説☆
第3章 触手
そのとき、不思議な花を見つけた。
雌花と雄花があって、雌花には穴があいた花が咲いていて、雄花にはナスが帽子をかぶったような実がついていた。
「おじょうさん、その花が気になりますか?もしよければ、もらってくださいませんか?」
じっとみていると、おじいさんが話しかけてきた。
「不思議な花ですね。ちょっと気に入っちゃったかも。
でも、もらうわけには…。」
おじいさんはいやいやと首を振った。
「私はもうすぐ、この店を閉めますんじゃ。花も若くて綺麗なおじょうさんにもらってもらった方が幸せでしょうて。」
そっか。閉めちゃうんだ。
「そうなんですか…。いただけるなら、喜んでいただきます。本当にいいんですか?」
「ええ、ええ。ほれ、花束、できました。あと、その花の説明書です。どうぞ。」
花にも説明書ってあるんだ。
雌花と雄花があって、雌花には穴があいた花が咲いていて、雄花にはナスが帽子をかぶったような実がついていた。
「おじょうさん、その花が気になりますか?もしよければ、もらってくださいませんか?」
じっとみていると、おじいさんが話しかけてきた。
「不思議な花ですね。ちょっと気に入っちゃったかも。
でも、もらうわけには…。」
おじいさんはいやいやと首を振った。
「私はもうすぐ、この店を閉めますんじゃ。花も若くて綺麗なおじょうさんにもらってもらった方が幸せでしょうて。」
そっか。閉めちゃうんだ。
「そうなんですか…。いただけるなら、喜んでいただきます。本当にいいんですか?」
「ええ、ええ。ほれ、花束、できました。あと、その花の説明書です。どうぞ。」
花にも説明書ってあるんだ。