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君が大好き~イケナイコトしようか~

第2章 お手本拝見

「ぬ、脱がなくても良かったんですが…。」


「でもこのほうが先生も診察、楽でしょう?」


「そ、そうですね。じゃあ音聞かせてもらいますね。最初はちょっと冷たいかも知れませんが我慢してくださいね。」


聴診器を耳に付け、手に持つと諒の胸に当てた。


最初は冷たいのかビクッとしたが、あとは大丈夫そう。


「はい。終わりましたよ。初期の風邪の症状かもしれません。念のため薬出しておくので飲んで下さいね。それではお大事に。」


「分かりました。ありがとうございました。」


「う~んと、こんな感じかな。諒君分かった?」


「何となく分かった。真似してみる。」

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