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君が大好き~イケナイコトしようか~

第4章 お風呂にて

「りょ‥う。」


「綾、泣きそうな顔してる。」


安心したのか綾の目から涙が溢れ出した。


「もう、怖かったんだからぁ。」


「でも俺のこと呼んでくれたじゃん。」


「それは‥そうだけど、ホントに変な人が入ってきたと思って…。」


また涙が溢れる。


「ゴメン。やりすぎた。お詫びに綾を洗ってあげる。」


「えっ!?じ、自分で出来るからだいじょ…。」


顔を近づけ、綾の動く唇を指で抑えた。


「ダーメ、俺が洗いたいの。ね、一緒に入ろっ。」


その言葉に綾は顔を赤く染めながら頷いた。

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