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君が大好き~イケナイコトしようか~

第3章 大好きで大切

「諒君、もういいかな?入るよ。」


「うん、いいよ。えっと‥次の方どうぞ。」


先程の諒と同じでドアを開け、「お願いします。」と入ってきた。


綾がベッドに腰を掛けると、諒が「今日はどうされました?」と聞いてきた。


「あの、風邪っぽい気がして‥念のため診察に来ました。」

「風邪ですか、最近流行ってますよ。今日も風邪の症状の人が何人も来ましてね。」


「そうなんですか。」


「先に心臓の音聴かせてもらうので、前を捲るかボタン外してもらっていいですか?」


「‥はい。」


綾は首元のボタンをを胸まで開いた。

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