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もう恋なんてしない。

第2章 ここは中国。不夜城上海。

剛がタンタンに予約の電話を入れるとする。

一緒に行く仲間は他に2人。合計で3人。
他の2人は店で小姐を選ぶ。

『いらっしゃいませ!小宮山お久しぶり!』
『タンタン、待っていますよ!』

決まった様に常連の私に黒服のマネージャーが飛んでくる。

 
部屋に入ると
『お客さんご指名ありますか?選びますか?』

 『2人は選ぶから、可愛い子入れてよ!』

 暫くすると多くの小姐が部屋に入ってくる。

 
マネージャー…『はい!いらっしゃいませ!』

小姐達…『いらっしゃいませ!』

マネージャー…『みんな!元気?』

小姐達…『チョ~元気!!』

マネージャー…『日本語出来る子!』 

 
小姐の胸には番号札が付いている。

 

『まだいるの?』

『いますよ!次ぎ行きますか?』 

 
気に入った小姐がいなければ
次のグループが入ってくる。

とりあえず
番号札で良さそうな小姐を覚えておく
こうしてパートナーが決まる。

 
売上げシステムはと言うと

セット料金3人X300元=900元
この日は最低料金のウイスキーを2本
2本x900元=1,800元

合計の2,700元が電話で予約した剛のお気に入りタンタンの売上げになるのである。

 
選ばれた小姐の2人は売上げにならない。
タンタンの売上げの助けにと
お酒を薦め場を盛り上げる。

売上げを独占できるこの日
多くのボトルを開ける事がタンタンの気持ち。

 他の小姐は今の時間を楽しみながらお客の情報を聞き出すのである。

 
駐在か? 出張か? 

遊び好きか?KTVは慣れているか?

独身か? 既婚者か? 

他の店に彼女はいるのか?  

 そして一番大事な事
『お金を持っているか??』なのだ。

 彼女にとって一人でも多くの常連を持つ事が裕福な生活の第一歩であり
幸せの入口がここにあるのである。

彼女達の幸せ
それは全て『赤の毛沢東』

中国元、お金である。

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