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先生、駄目ですっ……

第13章 鬼の生活指導教員 3

燃えカスや空き缶とか見て、悔しくなった。

イラついて近くにあった空き缶を蹴飛ばす。

「やっぱ意味ないじゃんっ!! きれいにしたってどうせこうして次の日にはこんな風にゴミだらけになるんじゃんかっ!! バカじゃないっ!!」

腹がたって辺りの燃えカスやらコンビニスイーツの空きカップやらビニール袋を蹴りまくる。

「くだらないっ!! 偽善者のジコマンじゃんっ!! 何が奉仕活動よっ!! 馬鹿馬鹿しいっ!!」

蹴って蹴って蹴りまくって、バランスを崩して転んだ。

「ちくしょーっ!! 馬鹿馬鹿しいっ!! あームカつくっ!!」

転んでも周りにあったゴミを蹴飛ばした。

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