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先生、駄目ですっ……

第19章 先生はメス奴隷 最終章

どれくらいそうしていたか、自分でもわからない。
時間の経過が怖くて時計は確認していなかった。

不意にドアが開く音がした。

私の心臓は飛び跳ねる。

もしこれが高木君なら嬉しい。

しかし、もし違っていたら----

例えば不意に両親が訪ねてきたとすればこの状況を見てどれ程驚くだろうか?

脈拍を異常にさせながら咄嗟に複数の言い訳や嘘を思い浮かべる。

「なに倒れてんだよ?」

頭上から降ってきた声が高木君のもので私は思わず安堵する。

が、次の瞬間、脳が凍りついた。

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