悪魔と天使
第1章 編入
「なるほどな。.....じゃあ、俺学校に戻ろうかな。」
「なんで?」
「ん?....だって、楓がいるから。」
「っ!!!//////」
「ははっ、照れてる?」
頭を撫でてきた。
俺はコレが一番好きなのかもしれない。
腹減った。とだけ呟くとじゃあ、作るか。と言ったので久しぶりに二人で作ることにした。
春は兄貴みたいな人だ。
だが、俺は春と作るのはあまり好まない。
なぜなら、春は料理が下手だからだ。
見ていられない。
ため息しかでない。
「..はぁ.....。」
「また.....幸せが逃げるぜ?」
「誰のせいだと思っている。」
「俺。」
「わかってるなら、料理くらい上手くなったらどうだ!せめて、基本くらいは。」
「あははっ、悪い悪い。」
春の不器用さは、筋金入りだ。
ガシャーンーーーーーーーー
「すまん。」
これだから、嫌なんだ。
2年も会っていないけど変わらないな。
まぁ、これはこれで楽しいけど。