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悪魔と天使

第1章 編入


できたご飯を二人で食べた。
ほとんど俺が作ったようなものだ。



「今日泊まっていい?」
「.......いいぜ////」
「サンキュー。」



顔を赤くしている。
やっぱり風邪なのか?
肌寒いから?
わからん。



「あたためようか?」
「///へ?何を!!!!?//////」
「おかず。」
「....あぁ......おかず、ね。」
「?」



何を勘違いしたんだ?
少し残念そうな顔してたし。



「楓、お前もう族潰しはやめたのか?」
「いや。」
「俺んとこ潰すなよ。」
「たぶんな。」
「それが一番怖いし。」



そう、俺は実は不良だったりする。
族潰しで通り名が金蝶。



由来は髪の色と身軽さから。
蝶みたいだと。
意味わかんねぇ。



春は総長やってる。
No.2って言ってたな。
どうでもいいが。



「ごちそうさま。」



俺は自分の分の皿だけ洗って風呂に入った。
風呂からあがると春は機嫌が悪い。いつものことだから気にしない。
いちいち、気にしていたらこっちが疲れる。


                         

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