悪魔と天使
第1章 編入
次の日
俺達は寮に戻るついでにデパートに向かった。
だが、俺は女装して。
女装することになった理由は春がゲームで勝負しようと言い出したからだ。
負けたら女装して買い物に付き合うことになった。
それで見事俺が負けた。
ゲームは得意じゃないんでね。
女装と言ってもロングの金髪のカツラに白のワンピース。
そして軽くメイクしただけだ。
少しばれそうで怖い。
春の機嫌はいいみたいだ。
分かりやすい。
顔に出るからな。←人の事言えない
「本当、女みたいだなw」
「春のせいだろ。」
「似合ってるけど。」
「死にたいのか?」
「まだ死にたくない。」
俺の機嫌はまぁ悪い方だ。
それに気づいたのか、クレープを奢ってくれた。
それで俺の機嫌はよくなった。
他には服がほしいので二人で選ぶことにした。
それにしても周りの目線が痛い。
「ばれたんじゃ.....」
「いや、それはないと思う。」
「?」
自信満々に言われてもなぁ....。
ニヤニヤしてる男とか顔赤くしてる男とか。
ん?顔赤く?風邪?
って言うか、そんなこと考える俺はバカみたいだ。
後で思い知らされた。