悪魔と天使
第1章 編入
春から内容は聞いた。
親睦会のことだった。
話を聞き終わると悠が出てきた。
お前はどこにいたんだ!と言いたかったが押さえた。
それにしてもいつも気になるが朝起きると春の顔が青ざめている。
しかも、壁が壊れてるし。
誰がやったんだ。←あなたです
楓「壁....。」
悠「ん?本当だ。誰の仕業だろうね。春さん。」
春「...あ、あぁ。」
楓「春なのか?」
春「お前だよ!!!」
楓「え?」
「「「…………」」」
俺?
まさか。
記憶にないぞ。
まぁ、確かに右手は痛いが。
でも、なんで?
まぁ、とりあえず、今は親睦会の事だ。
何せ賞品は何でもいいんだからな。
こんな美味しい話はないだろ。
で、問題はここからだ。
楓「出る気、失せるのだが。」
春「そりゃ、そうだろうな。」
悠「俺は参加しないからいいけどね。」
楓春「いやみか!!!!」
悠「す、すみません。」
悠は少し落ち込んだ。
俺が出たくない理由はコスプレしなくてはいけないからだ。
最悪にも程がある。
ってか、親睦会やらなくてもいいんじゃね?
って感じだ。
俺はオタクみたいな格好してるからコスプレなんてしたらキモい以外の何者でもない。
そう考えると変装しなくていい春が羨ましくなる。
会長は金蝶(俺)のこと探しているから変装はとけない。
楓「ん?でも、何で金蝶がこの学園に居るって知ってるんだ?」
悠「な、な、な、な、何でだろうね。あははは。」
楓春「お前か。」
悠「すみません。半分は俺です。」
半分?
どうゆう意味だ?
気になったが今は時間がない。
衣装あわせのために生徒会が部屋に来る。
その前に逃げなくては!
俺達は急いで着替えた。