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悪魔と天使

第2章 親睦会


昼の休憩地点までは障害物等はないらしい。
それより先に障害物があるみたいだ。
進むにつれてどんどん難関になる仕組みらしい。
まぁ俺には関係ないがな。



ゴールする奴は少ない。
まずかわいい子は体力と力がない限りゴールは不可能に近い。



「悠って体力あんの?」
「へ?一応体力だけは負ける自信はないかな。」
「ならいい。」



悠もゴールしなくてはいけないみたいだな。
可愛そうに←棒読み



「楓はあるのか?」
「馬鹿にしてんのか?」
「あ、族潰しだったな。」
「まぁ、一応。」
「なんだそれ!」



なんだそれ!
と言われても知るかって話だ。



「楓もゴールするのか?」
「あぁ、悠もか?」
「まぁ、面倒だけど。」
「頑張れ」←棒読み
「何!?その感情のこもってない言い方は!」
「心から思っているのだが。」
「どのへんがだよ!」
「このへんが。」
「…………」



あ、伝わった?←全然
あ、脱落者?
いや、リタイアした人か。



これはこれは可愛らしい人で。



俺はその人を見るとそんなにキツかったのか?と思ってしまう。
まぁ仕方がないのだろう。
と自己完結。



かれこれ数時間走ったが昼の休憩地点が全く見えないのは何故だ?
俺は腕時計の時刻を確認すると腹が減ってきたため少しペースを上げた。



悠も普通に着いてくる所を見ると体力馬鹿だと言うことはわかった。
↑人の事言えない


                        

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