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悪魔と天使

第3章 GW

悠が落ち着いた所で俺は話しかけた。



「何しに来た。」
「そこ!?」
「そこ、とは何だ。」
「いや、普通俺が何にたいしてビックリしていたか聞かないの?」
「あぁ、そうだった。で、何で?」
「軽っ!!!....ハァ...楓の格好。」



確かに赤面してる時言ってたな。
その格好...みたいなこと。
なんの問題が....。



「何か問題でも?」
「ある!!!」
「何処に?」



悠は少し困ったように、もじもじしながら喋りだした。



「...何って言うか////.....その、エロい////
見えそうで見えない所とか///ほ、ほら、この学園は同性愛が多いから....その....欲情.....する////」
「悠も?」
「う"っ......ま、まぁ...男だし。」



悠もじもじがウザイ!
そこ?と思う奴いるだろうが、男ならもじもじするな!って感じだ。



それにしても俺に欲情か...。
何故?
俺の顔は普通だし、別にエロくもないし、何処に欲情する。←無自覚
え?欲情って....。



「悠ヤりたいとか思ってない?」
「へ!?///...本当の事言っていいの?」
「まぁ、言って欲しい。」



悠は深呼吸をしてお茶を飲んで落ち着いた所でまた話出した。



「.........出来れば...。」
「は?」
「ってか、襲っていい?」



そう言った悠の顔はいや、頭は多分理性を失いかけていた。
ゆっくりと近づいてくる悠が、男が恐いと思ったのは初めてだ。



俺はつい、寝室に逃げ込んでしまって気づいた。





ヤる時はベッドだと......。


                          

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