悪魔と天使
第3章 GW
俺はついに、ベッドまで追い詰められた。
もう逃げ場はない。
今俺の頭はパニック状態だ。
だから、蹴り倒して逃げると言う発想に至らなかった。
「かえ...で..。」
耳元で甘い声で囁かれた俺の名前。
何故か背中がゾクっとした。
いつの間にか悠の服は着崩れていて、俺にまたがっている状態だ。
理性がない。
「悠、落ち着け...な!」
勿論俺の声は届かず、いきなり噛みつくようなキスをしてきた。
息をしようと開けてしまった口に強引に悠の舌が入り込み、俺の口の中を犯していく。
悠は口からはなれると、次は俺のズボンに手をかけた。
「ちょっと待て!....あぁぁっ//」
「綺麗だよ....楓。」
「ンッ//はぁん...何...いって...ぁ//やめっ...。」
「やめない。」
そう言って俺の息子を上下に激しく扱き出した。
ぐちゅぐちゅといやらしい音が部屋に響く。
「ハァ...ハァ....んッ!//ハァ...あっ///やぁ..///ハァ...。」
「イきたい?」
そう言うと俺の根元を掴みイかせないようにすると、Tシャツを脱がし、乳首をペロッと舐めてきた。
初めてのなんとも言えない刺激に俺はビクッと身体を震わせた。
悠は俺のTシャツと自分のTシャツで俺を縛り、身動きが取れないようにした。
抵抗も口でしか出来ない。
今の俺はほぼ、全裸に等しい。
ズボンとパンツは足元まで下ろされ、上半身は何も着ていない。
悠の理性はすでに、もうなくなっていた。