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純情ゲーム

第1章 Stage1 イージーモード

別に可愛い男の子が好きなわけじゃないし、そもそも男の子にあんまり興味がない。

「うん、相川さんに話しかけたんだけど…?」

でも、この苦笑いで少し歪んだ薄い唇は、可愛いかもって思ってしまった。

間近で見ると、ちやほやされるのに納得が行く。

って、そういうことではなくて…。
まず、長谷川君が私に話しかけること自体がおかしい。

それに加え、一緒に帰ろうって誘ってくるなんて、晴天の霹靂としか言いようがない。

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