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純情ゲーム

第1章 Stage1 イージーモード

飛び出したときすれ違い様に、

「断るとかあり得ないし」

とミーハーな女子に囁かれた。

けど気にしない。

了承する方があり得ねーんだよばかぁぁぁぁあ!!!!と私は心の中で叫びながら、ロビーまで走り抜けた。

走っているときに向けられた白い目の数は、数え切れない。
というか数えたくない。

走ってバクバクしている心臓を落ち着かせるために、少し立ち止まって休憩。

すると、黒い影がぬっと左から現れた。

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